就職はこわい?こわくない?
就職がこわい ( 著者: 香山リカ | 出版社: 講談社 )
精神科医であり、大学教授でもある香山女史が、‘就職しようとしない若者’について語ります。本書の内容と、学生の顔がだぶります。。。(^^; これ、ひょっとして学生が読む本じゃなくて、就職担当の教員が読む本?(笑)
第1章 就職と不安
第2章「絶対内定」にすがる若者
第3章 就職を遠ざける五つの病理
第4章「女であること」と就職未満
第5章 就職問題の背景
第6章 打つべき手があるとすれば
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コメント
一日で一気に読みました。
やはり「学生が読む本」じゃありませんでした。(^^;
本に登場する様々な例は、ここ数年、僕の目の前でも起こっていたことで、あーこういうことだったのかと納得したり、をいをい、それはまずいでしょと思ったり。本を読んだからといって問題が解決するわけじゃなく、ちょっと複雑な読後感。
投稿: yoshi | 2004.05.21 18:07
就職で悩んでいる人たちに、著者の香山リカさんの次のことばをおくります。
「もし大人たちにできることがあるとするならば、それは以下のことだけだろう。
自分について考えることと、就職することは、とりあえず切り離して考えたほうがいい、ということ。次に、就職だけすればいいというわけではなくて、自分について考えることは長い時間をかけてこれからもせざるをえないだろう、ということ。そして、自分について考えていると、しばしば悲観的、否定的な方向に進みがちだが、あなたはそう捨てたものでもないし、あなたらしさはすでに外からはできつつあるようにも見えるから、もう少し自分を信頼してみてもだいじょうぶだ、ということ。
それを、やっかいな作業ではあるが、ひとりひとりに伝えていく。」
(「就職がこわい」第6章より引用)
投稿: yoshi | 2004.05.25 13:56
わわわ、この言葉すごくグッときました(>_<)
まさに今、悲観的、否定的に今突っ走ってます。。。。
もっと自分を信頼しなきゃなんですね。
投稿: タケナガ | 2004.05.26 10:51