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「あたりまえ」の輝き

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佐藤卓展,5月10日〜31日(月),11:00-19:00
ギンザ・グラフィック・ギャラリー,入場無料

佐藤氏は、ロッテ・ミントガム,ロッテ・キシリトールガム,明治おいしい牛乳などの商品デザインを手がけています。各作品の展示には、佐藤氏による説明やコメントが書かれていて、ふだん商品を見ているだけではわからないデザイナーの考えや思いを知ることができます。
これは必見です。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー

グラフィック・デザインは、ともすると、表現重視・感覚やセンス重視のようにとらえられがちですが、佐藤氏の作品に対するコメントを読んでいくと、商品のあり方やコンセプトを考え抜き、あるメッセージを商品デザインの‘表現’に込めているのだ、ということがよーくわかります。決して感性やセンスだけで作られたデザインではありません。

また、説明を読みながら数々のクオリティーの高い商品デザインを見ていくと、これはまさに‘情報のデザイン’そのものだということもわかります。いまさらだけど、情報デザインっていうのは、パッケージとかポスターとかモニター画面とかというメディア(媒体)の問題じゃないのだと実感。

ちなみに、「『あたりまえ』の輝き」ということばは、三宅一生氏がこの展覧会に寄せたメッセージのタイトルです。

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コメント

ここに対談が載ってます。
佐藤卓展第2会場:http://www.1101.com/index0.html">ほぼ日刊イトイ新聞

投稿: yoshi | 2004.05.27 17:42

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