ポートフォリオを50冊見る
先日、来年度の授業選択(3年次)と、卒制スタジオ選択(4年次)の選抜(審査)のために、学生のポートフォリオを約50冊みる。現2年生(27人)と3年生(26人)が作って提出したもの。
出来の良いポートフォリオは、表紙をめくって数ページ見るともう、「あ、いいなこれ、よく勉強してるな。」ということが瞬時に‘わかって’しまう。コワイね。そういうのは全体の1割くらいかな。初めから終わりまで全部みて「うん、いーんじゃない。学んでる。」というのが2〜3割。その他は、何度も見返してじっくり吟味しないと差が付かない。
情報デザインでは形のない対象を扱うことが多いので、ポートフォリオを、「ひとめ見てわかる」ようにまとめるのは簡単ではないのだけど、実にうまくまとめているポートフォリオもちゃんとある。誰か特別な経験をした学生が作ったわけでもない。(他の人と同じ課題をやり、それが並んでいる。)
50冊見比べるうちに、「良いポートフォリオの特徴」がちょっとみえた気がしたので、紹介しとこうと思う(・・・つづく)
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