「ふちゅうのじかん」のデザイン

上の図は、制作する作品のイメージ（部分）です。（京王電鉄さんへの提案時（2005年8月）のもので、実際の実施デザインとは異なる部分があります。）

ケヤキ並木をモチーフとした「大きな葉」と「小さな葉」のカタチを壁面全体にレイアウトします。さらに、街で撮影したひと、建物、店、自然、史跡などの丸い「写真」を配置します。丸いカタチは葉の露のイメージです。

それぞれの写真には、府中で何年暮らしているか、府中に店を構えて何年経つかなどを示す数字が写しこまれています。 これを「府中歴」と名づけました。（‘最長老’はケヤキ並木の数百年だったかな？）

作品の゙デザイン・コンセプトは次のように考えました。

１．府中に住むひとが楽しめる作品
街に住んでいる人たちに関連するような表現にする。

2．府中の時の流れを伝える作品
府中という街の「歴史」という側面に焦点をあてる。 「いま」から見て昔をふり返ることで、歴史や時代をたどるきっかけにしてもらう。

３．身近な「府中の魅力」を知ってもらうための作品
府中の昔からあるケヤキ並木・史跡や老舗・新しい建物・永く住んでいる人や最近引越してきた人など、様々な府中の顔を取り上げ、府中という街の魅力を再認識できるような表現とする。

完成したらぜひ見にきてください。作業の見学や応援、差し入れ(^^;も歓迎です〜。