後期の授業(2)
2年生「情報デザイン演習IV-D」<ドキュメンタリー・音>
担当:長田(吉橋)
デザインの中で「音」という素材をどう生かすか、音という素材をどう使えばいいかを学びます。
今年は、はじめて「音声ブログ」にチャレンジ。表現媒体として使うのは「ケロログ」にしました。
一見、遊んでいるように見えますが(^^; 「ちゃんと聞くに耐える番組」をデザインするのは、実はけっこう難しいことです。趣味の音声ブログではなく、デザイナーの作る「本気の番組」、美大生の作る「‘美しい’音のデザイン」をめざします。この授業から、アクセスランキングに載るような、名物ブログは生まれるでしょうか?(^^)
授業では、「伝える」ことを意識しながら、コンテンツの企画、効果音やジングル、BGMなどの音をデザインし、コンテンツを作ります。さらに1ヶ月間(11月に公開)は、更新を続けて、サイトを「運営する」ことも学びます。webサイトなどと同様に、更新し、「運営していく」という新しい要素を課題に取り入れました。
これは、固定されたひとつの「完成形」をめざしてデザインを収束するのではなく、アップしたあとでも、次々と更新され変化し、成長していくという「新しい作品のすがた」を指向しています。デザイン教育の中での「作品作り」にとっては、けっこう斬新な取り組みだと思っています。(社会では珍しいことではありませんが。)
ケロログ | VOICE BLOG PORTAL - Podcasting対応/声によるウェブログ -
授業ブログ:ドキュメンタリー・音D
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