「謝って済まそう」とする人たち
午前中に、口座を持ってる某・地方銀行のカスタマーセンターに電話する。引き落とされたある‘手数料’で腑に落ちないことがあり、どういう理由でそうなっているかを聞きたかったのです。だって知らないうちに取られてるんだもん。
オペレーターに質問すると、何やら銀行の都合と思われる‘理由’があり、それをいっしょうけんめい説明します。すでによくわからない説明。「でもそれ、おかしくないですか?事前にお客に説明してないでしょ?」と聞いてみたら、「たいへん申し訳ありません。」と、とても丁寧なお返事。・・・だけど、それでおしまい。
(え?おしまいなの?)「それでどうしてくれるの?」と聞くと、またよくわからない同じ説明を繰り返し、「たいへん申し訳ありません。」を連呼します。しかもおよそ感情のこもっていない口調で。まるでテープの録音を聞いているような。。。(^^;
・・・いや、そうじゃなくて、、、そちらの非を認めてお詫びしてるんだったら、ふつうその後に言うことがあるんじゃないの? ‘今後はこうします’とか、‘検討します’とか、‘お金返します’とか…それが‘大人の対応’なんですけど。べつに僕はクレーマーじゃないので(笑)、支払った手数料のちゃんとした理由を知りたいだけなんですけど。
その後しばらく押し問答するも、とにかく何を聞いても「たいへん申し訳ありません。」の一点張り。すごいね、ここまで徹底すると。お詫びしながら実は攻撃してる、みたいな(笑)。腹が立つよりもあきれてしまって根負けし、電話切っちゃいました(僕の負け?)。これが‘対応マニュアル’なら、ある意味すごい。(苦笑)
人間と話しているのにコミュニケーションは全く成立してなくて、コンピュータか機械と話しているようでした。しかも、肝心の疑問は解けず手数料は返って来ず・・・「ユーザ・エクスペリエンス」としては最悪です。いっそ口座から何からぜんぶ解約してやろうかと思った。。。
・・・「経験経済」読んだ方がいいと思うぞ。>○○銀行 (笑)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- Information から Knowledge へ(2009.02.18)
- 情報デザインの10年。そして(2009.02.15)
- 第11回 小樽雪あかりの路(2009.02.07)
- 220,000アクセス(2009.01.29)
- 次世代(ひとりごと)(2009.01.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント