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卒制最終審査会1日目終了

最終審査会の1日目が終わった。
以下は、きょうで発表が終わった人に向けて。(13日に発表の人は、終わってから読もう)

学生最後の作品提出(10日)と、学生最後のプレゼンテーション(今日12日)。
悔いのない作品制作、渾身のプレゼンテーション、はできただろうか?

学校の制度として評価をされ点数を付けられるけれど、それよりも何よりも大切なのは「自分自身はこの仕事(卒制)をどう評価するのか」ということ。他人の評価は、結果として単に後から付いてくるものだ。
自分がした仕事に対して、自分自身がよい評価をできないとしたら、残念ながらそれは‘その程度の仕事だった’ということである。(だからといって、べつに悲観することはないのだが。)

もうひとつ。「卒制の提出期限」は10日だったということ。そして「最終審査会」は今日だったということ。
このことの「意味と重み」を、デザイナーを志すならしっかり理解しておくべきだと思う。今日で、「勝負はついた」のだよ。時間は学生全員に平等に与えられていた。締切が決まっている以上、‘やり直し’や‘次’は無いんだよ、ふつうは。

誤解のないように言っておくけれど、3月には学外に向けた「卒業制作展」があり、社会に向けて作品を見せる機会がある。この先、作品に手を入れたり改良をしたりすることはあるだろうし、ぜひ質を高めて欲しいと思う。
でも、それは「卒制」とは別のもうひとつの仕事、社会に問うための準備である。

卒制は今日でいったん「終わり」なのだ、と僕は思う。「勝負あり」というのはそういう意味だ。まず、今日の成果を自分のいまの実力として認めよう。‘次’はそこから始まる。

今日、あの場所で、あなたが手にした1年間の成果、4年間の学びの集積とその意味は何だっただろうか。

・・・明日に続く。

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