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メニューデザイナー

ゲームのメニューグラフィックを作る仕事を「メニューデザイナー」と呼ぶらしい。…就活している学生から聞いた(^^;

仕事の内容を見ると、これは「インタフェース・デザイン/情報デザイン」そのものである。ただし、デザインの対象は「ゲームの画面」なので、単に使いやすくてわかりやすいのが良いかというとちょっと微妙である。何でもわかりやすくしてしまったら、ゲームはきっとつまらなくなる(笑)

ゲームの「インタフェース」は、ゲーム(コンテンツ)に依存するので、「インタフェースだけ」をデザインするということがおそらくできない。「インタフェース」は、ストーリーやシナリオ、キャラクター、コンテンツ、世界観、さらにユーザー・エクスペリエンス(ユーザ体験)などと密接に関係しているし、場合によってはそれらに‘埋め込まれ’ているからだ。

ゲームのような「複雑な情報のかたまり」のインタフェースをデザインしようと思ったら、これまでの‘情報機器のインタフェース・デザインの知見’と、‘webサイトやムービーなどコンテンツ・デザインの手法’、そしてもうひとつ‘それらを統合する何らかの視点や方法’が必要になると思う。

直感や感性だけでなく、ある程度の合理性を持って「ゲームのインタフェース」をデザインしていくとなると、これはけっこう難しい。メニューの絵を描くのは簡単だが、本質的なインタフェースの問題を考え、きっちりとデザインするのは、そう簡単なことではないだろう。
(表面的ではなく)本質的な「ゲームのインタフェース・デザイン」を考えるとすれば、この分野は「情報デザイン」の考え方やスキルが応用できる‘新しい分野’になるんじゃないかと思う。

・・・共同研究やりません? ←こればっかり(^^;

参考:「メニューデザイナー」SQUARE ENIX - RECRUITING -

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