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2005.12.20

わからないからやる

「わからないけどやる」「わからないからやってみる」「わからない、やるしかない」「わからないのがおもしろいのでやる」・・・デザインとか、クリエイティブな仕事をするには、こういう気持ちや姿勢がとても大事だ。

やる前からわかっていることや、先が見通せることは、その時点ですでにあまり‘新しい’ことではない。やり方を誰かが細かく説明してくれたり、参考となるものを見せてくれる、それもすでに誰かが「やったことがある」ことだ。その前提から「革新的なデザイン」が生まれることは少ない。
先が見えることは安心だし、きっと悩むことも少ない。なにより「失敗する」確率はとても低い。なぜなら、事前に「わかっている」のだから。焦ったり追いつめられたりすることもあまりない。

一方、「わからないこと」には常にリスクが付きまとう。

事前に準備しても不安や心配を完全にぬぐい去ることはできないし、ひとつひとつの仕事や作業を確認しながら慎重に進まねばならない。いくら検討しても判断がつかない(わからない)場合には、「えいやっ!」と、ジャンプしなければならないこともある。そのジャンプがうまくいくか飛びきれずに落ちていくのかも「わからない」、でも飛ばなきゃいけないことすらある。
「わからないこと」に果敢にチャレンジするには、ちょっとした‘冒険の旅’に付きものの「勇者の力」みたいな強い意志が必要だ。失敗を恐れない前向きの明るい気持ちも欠かせない。

練習として、「わかっていること」をやってみて経験することには、それなりの価値はある。でも、「わかっていること」ばかりやっていたら進歩はない。あるいは、不安で心配で失敗したくなくて、「わかるまで」何もしない/できないのだとしたら、それが本当に創造的な思考や表現に結びつくことはないだろう。

「やったことないからおもしろい」「やったことないからやってみよう」、そういう態度や意思のないところに「革新的なデザイン」は生まれない。失敗を恐れる人には、‘まだ誰も歩いていない道’を進むことはできないのだから。「デザイン」は手先のスキルよりも‘意思’がものを言うのだ。


・・・やったことのない新しい課題も、学内展や学外展の仕事も、共同研究プロジェクトへの参加も、インターンシップや企業実習へのエントリーも、、、経験がないことは「わからない」のだから、「やってみる」以外にそれを自分のものにする方法はないのです。
人にいくら聞いたってわからないものは「わからない」んですよ。そのことに早く気づいてほしい。薄々気づいているならそういうものだと思って覚悟を決めないといけません。

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