同潤館

オープンした「表参道ヒルズ」を観に行く。館内のブランドショップにはほとんど縁がない（笑）ので、「建築を見に」行ったのだが。
6層の吹き抜け空間とスロープの建築は見事だったが、主な関心は実は別のところにあった。

原宿から歩いて表参道ヒルズのいちばん奥に、「同潤館」がある。同潤会青山アパートのファサードが再現されている。その花壇や入り口の石などには、旧・同潤会青山アパートのものを再生して使っているのがわかる。

同潤会アパートの一部がヒルズの一部に‘再現された’のは、ニュース報道などで知っていた。でも、こうして目の前に現れた‘同潤会アパート’の姿を見ると、これがどういうことなのか、その前でしばし考え込んでしまった。
建物の前でその姿を眺めながら、奇跡的だと思う反面、なんともいえないものが胸をよぎる。。。なんだか、うまく言葉にできない。

ふと、学部4年のころ、恩師の大学教授や院生の先輩といっしょに、横浜の洋館の調査に行ったのを思い出したり。

表参道ヒルズ｜Omotesando Hills
表参道のランドマーク　同潤会青山アパートの過去・未来 - All About