デザイン・ルールズ
デザイン・ルールズ−デザインをはじめる前に知っておきたいこと
ポートフォリオや、説明パネル、課題の作品、展覧会のDMなど、様々なグラフィック要素をレイアウトして、最終的に「紙」に出力して表現しなければならないことは多い。デザインするものすべてがコンピュータ画面上の表現、というわけにはいかない。
レイアウトが「美しくない」といつもツッコまれている学生、あるいは、自分でなんだか美しくないと自覚している学生は、こういう本で「デザインのルール」を確認するといいんじゃないか。やみくもにやったって美しくならないのだから、最低限のルールを学んだほうが良い。
本書の前書きで筆者は、昔は先輩たちの技を‘盗んだ’のだが、いまはコンピュータでの作業が増えたこともあってワザに接する機会が減った。だから、ルールをこういう本にまとめてみた、と述べている。・・・いくら機会があっても、見る方に‘盗む’気がなければ何も身に付かないとは思うのだが、、、まぁ、それはさておき、こういうすばらしい本ができた。盗まなくてもこんな本があるのだから、いまの若い人はしあわせだね。(^^)
・・・ただ、先生や上司、先輩からワザを‘盗まずに’こういう本で学ぶということが、本当に‘しあわせ’なのかどうかは、正直言うとよくわからない。(何も学ばないよりはずっとマシだけど。)
すべてのワザが本に記述できるわけではないし、盗もうとしても盗めないという‘ワザ’こそが、そのひとの本当の「極意」だったりするからね。そして、それが極意だと気づくセンスも必要だったのだ。(^^)
| 固定リンク
« サラリーマン川柳 | トップページ | 丸の内 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- アーキテクト・スケッチ・ワークス 01(2009.02.08)
- デザインド・リアリティ(2009.02.02)
- Webプロジェクトマネジメント標準(2009.01.30)
- 「創造する組織」のリーダーシップ(2009.01.27)
- −心を研ぐ−フロニーモスたち(2009.01.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント