構想力
「構想力」に関する本。‘経営の’と付いているが、「構想」は経営者に限ったものではない。
「結論から先に言えば、『構想』は実現されることを前提としている。『着想』や『発想』は『構想』を生み出すためのきっかけにすぎない。実現されそうもないことを、あれやこれやと思いめぐらすのであれば、それは『空想』である。人が聞いて馬鹿げていると感じれば、『空想』を越えて『妄想』となってしまう。・・・(略)・・・したがって、『構想』は知に足が着いたものでなければならない。一方では、固定観念にとらわれることなく思考を跳躍させなければならない。ここに構想することの難しさがある。」(本書 ‘はじめに’より引用)
デザイナーにも大いに関係がある話だと思いつつ読む。「『構想』は実現されることを前提としている。」という一文はなかなか‘ひびく’。たまーに、「構想」と「妄想」を混同してる人、いますけどね(^^;
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- アーキテクト・スケッチ・ワークス 01(2009.02.08)
- デザインド・リアリティ(2009.02.02)
- Webプロジェクトマネジメント標準(2009.01.30)
- 「創造する組織」のリーダーシップ(2009.01.27)
- −心を研ぐ−フロニーモスたち(2009.01.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント