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日本電子専門学校の作品展を見る

tenji yakiniku
写真左:展示会場の様子。写真右:学生作品(焼肉店のサイト),三嶋豊

Webデザイン科2年生の「卒業制作」は、自分で‘営業’してクライアントを探しそのウェブサイトを制作する、というもの。お金(デザイン料)のやり取りこそないが、クライアントと打合せして、意向をきちんと反映したサイトにしなければならない。大学ならまだ基礎課程(2年生の後期)にあたる時期に、この条件での制作はけっこうハードだと思うけれど、みんなそれをしっかりやっている。ちなみに、作品は、ほとんどが個人制作である。
さらに、すべての作品はCSSを使ってデザインされ、アクセシビリティーに配慮したものになっている。

同時に展示されていた1年生の進級制作は、企業等から提示されたテーマ(課題)を選んで、そのサイトをデザインするもの。某自動車会社や、某オリンピック選手、某ミュージシャン、などから各自が「テーマ」を選び、それらをコンテンツとしたウェブサイト(作品)が並んでいた。こちらの作品は、公開や公式サイトへの採用を前提としていないが、最終作品は企業の人にプレゼンしてチェックを受ける。会場で、企業の方の最終チェックを受けている姿も見られた。・・・1年生の後期だぞ。ちょっとすごい。(^^; これも個人制作。

1,2年生の作品が並ぶ展示会場はとても活気があり、説明する学生も元気がよい。展示を見に来た人と積極的にコミュニケーションを取ろうとする学生の姿が印象に残った。担当の先生にお話しをうかがったら、某有名ウェブ制作会社に数名の学生が就職するとのこと。デザインもコミュニケーションもできる、実力のある人たちは、ちゃんと認められるのだ。

日本電子専門学校/学科紹介:クリエイティブ分野:Webデザイン科

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