第1感
理屈以前のひらめき、について扱った本。「適応的無意識:一気に結論に達する脳の働き」というらしい。
プロローグにいきなり、「学生が担当教官が有能かどうかを判断するのに、どのくらいの時間を費やすか?」という問いが出てきて、ちょっと焦る(笑)。心理学者の研究によると、「学生たちに教師の授業風景を映した音声無しのビデオを10秒間見せただけで、教師の力量を見抜く」そうだ。(^^; 見せるのを5秒にしても2秒にしても判断は同じで、学期末の評価と比べてもあまり変わらないらしい。
・・・4月になったら、新入生に「2秒で」判断されるのかも。(^^;
これを‘信じるかどうか’はべつにして、理論だけではない‘何か’を考えるきっかけにはなる。デザイナーは、けっこういろんな場面で、‘直感’とか‘勘’とかいうものに頼ったり世話になったりしてるので、読んでいてあまり違和感はない。こういうとらえ方はおもしろいと思うし、自分の‘第1感’もちゃんと信じてみようと思える。
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