はこだて未来大学プロジェクト学習発表会を見る
大盛況でした。各展示にたくさんの人が集まっているので、左の写真ではどこに展示があるのかわからないほど。(^^;
どの展示もプロジェクトを担当した学生さんたちが、たいへん熱心に説明してくれます。面白い内容が多く、展示も工夫されていました。(展示パネルは内容がよく整理されていて、多摩美の情報デザインコースの3年生よりも出来が良いくらいです。発表もかなり上手。(^^;)
情報系の大学に「プロジェクト形式の学び」がしっかり根付いて、さらに進化しているという印象です。未来大学の先生方のご指導と、学生さんたちのがんばりの成果でしょう。
「プロジェクト学習」は、未来大の策定委員会で議論を重ね、新たな教育カリキュラムとして導入したものです。こうなることを「目指していた」のは確かですが、こんなに早くこういう状況になるとは、正直思っていませんでした。でも、とうとう‘こういう時代’が来てしまいましたね。
(もちろん、実際に授業を担当された未来大の先生方の熱心なご指導とご苦労が‘今日の成果’につながったのは明らかです。)
・・・さて、‘プロジェクト(学習)の本家’であるはずの「デザイン」(の教育)は、どうしましょうか。「表現」‘だけ’で勝負していたのでは‘かなわない’かもしれない、そんな気がしています。
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コメント
行きたかったのですが生憎。私は12月に函館で見てきました。
病診連携プロジェクトに関わっており、ここ2年程 彼らのアクティビティを観察されてもらってます。
どのプロジェクトが発表されていたか分かりませんが、やはり実際に「動くモノ」を作り、評価を重ねて進めているものは説得力があります。
また病院にヒアリングにいく等、リアルなニーズを踏まえて提案を考えているものも、やはり説得力があります。
我々としては「もっと具体的にビジネスに繋がるものを」とついつい欲が出てしまうのですが、こんな事をイメージさせること自体、高いレベルのことをやっている証拠なのかもしれません。
投稿: イソムラ | 2007.01.31 23:47