上野毛デザイン展を見る(1)
試験監督のあと、なんとか時間を作って夕方から上野毛へ。上野毛デザイン展「多次元」を見る。
4年生の卒制作品と、3年生の課題作品の展示を見る。4年生の卒制に関しては、‘仕上げのていねいさ’が印象に残った。作りっ放しの感じの作品や雑な仕上げの作品はほとんど見かけなかった。展示にも気を配ってあってきれい。
ちょっと油断すると、「学生だからしかたないよね」という言い訳や甘えが(知らず知らずのうちに)表現や展示の「質」として現れてしまうのだけれど、上野毛ではほとんどそれを感じませんでした。この姿勢は見習うべきですね。(^^)
明日11日(日)まで。最終日につき17:30で終了です。
第15回多摩美術大学上野毛デザイン展:多次元
目に止まった作品の紹介は、(2)につづく。。。
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コメント
せんせい、お久しぶりです。
時々先生のブログを拝見させて頂いているのですが、
「表現力」「クオリティ」等の話題が多く、楽しく拝見させて頂いております。
情報デザイン学科は複雑な領域なので、コンセプトとプロセス、そのモノ自体のクオリティを全て高めるのはとても大変な事だと思いますが、やはり在り方が美しくないと「デザイン」としての訴求力も半減してしまうと思います。
思えばそんな思いを周りにぶつけたくて、卒制で椅子を作るという暴挙に出た訳ですが。。。笑
最近の学科生の作品レベルは上がりましたか?
投稿: 椅子の卒業生 | 2007.02.11 08:40
領域が複雑なのに加えて「広がって」きているので、デザインの難しさは、さらに増しています。(^^; 学科全体でレベルはどうかという話は実はしにくくて、人により、作品により、というのが正直なところです。
「どこ」あるいは「なに」に重点を置くか、ということが自分でわかっている学生は(表現のレベルに関わらず)深い「デザインの学び」ができていますが、よくわからないまま作った作品は、パワーが分散してしまって結果的に訴求力が弱くなる傾向があるようです。
難しさに悩みながらも、楽なテーマやわかりやすいテーマに流されることなく、プロでも難かしいような「新しい問い(問題設定)」に果敢にチャレンジしている学生がいて、頼もしい限りです。(^^)
投稿: よしはし | 2007.02.11 20:20