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武蔵美視デの卒展(選抜展)を見る

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科の卒展(選抜展)を見に、日本橋へ(7日)。

鷹の台のキャンパスへも足を運んだのだが広くて作品点数が多いので(^^;見落としてしまう作品もある。選抜展ではレベルの高い作品をじっくり見られるのが良い。

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写真は「視覚記号の研究」岩黒高志。平和をテーマにしたポスター作品。

Shide2

3段階で変化する形をモノクロで配して、戦争・環境・AIDSなどのメッセージを伝えている。時間をかけて形の変化をじっと見ていると、だんだん味が出てくるという感じ。グラフィックの完成度をよく見ると、単なるアイデア先行の表現でないのがわかる。

ちょうど会場に作者がいてくれたので、いろいろ話を聞くことができた。この展示の他に、たくさんの習作をまとめた本があり、様々なアイデアや試行錯誤の道筋も知ることができた。

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「エコロジカル素材の紹介ツール」伊藤里実

環境にやさしいエコロジカルな素材を集めて、それらを‘体験’できるようした作品。写真正面は様々な布素材が掛けてあり、右側の壁には小さなタイル状の素材が貼付けられている。それぞれ手に取って見て触れることができる。カタログのように、素材の写真とスペックをまとめた本も展示されていた。

単に、絵を描く、美しい表現を生み出す、自分の好きなものを作るというのではなく、その背後にある考え方とか、他者に向けたメッセージとか、世の中への問いとか、そういうものを感じ取れる作品に出会えたのがうれしかった。

個性や自分の内面を見つめた自己表現はもちろんだいじだけど、こういう意図や意志が伝わってくる表現や、自分の外に目を向けた表現の方に僕は惹かれます。世の中や使うひと見るひとをきちんと意識することは、‘デザイン’にとって大切なことだと思うから。

3月14日(水)まで、日本橋DIC COLOR SQUAREにて。
shideCONTACT2007

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