ネガティブのすすめ
著者は‘ポジティブ人間嫌いの精神科医’(表紙にそう書いてあります(^^;)最上悠氏。
とはいえ、ポジティブを全否定しているわけではなく、無理なポジティブは現実逃避と同じであり(前を見ているようで実は現実を見ようとしていない)、過度なポジティブ(人に弱みを見せられない)は人生を苦しめる、と説きます。
ネガティブな自分を認めた上で、ポジティブとネガティブを行ったり来たりしながら、それらと上手に付き合おうと著者は呼びかけています。
「本当の『前向き』『プラス思考』とはなんなのか。(中略)あえて私の考えを言えば、現実の人間関係や自分の考え方、行動のパターンを振り返り、軌道修正をするうちに自然と生じてきて、手ごたえが感じられるもの−それこそが、本当の『前向き』なのかもしれません。」(本書「おわりに」より引用。)
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