多摩大の「自己発見」
大学院の午前中の授業が終わって帰ろうとしたら、多摩大のアリーナで学部の学生さんたちが何やらイベントをやっていました。
ポスター発表のような雰囲気だったのでちょっとのぞいてみたら、「自己発見 I −多摩大道入門2007」という1年生の授業の最終発表会でした。会場にいた1年生に話を聞いたところ、5〜7名のチームを作り、テーマを決めて、自分たちの意見をまとめ、発表する授業だそうです。(写真は発表直前の準備の様子。)
それぞれのチームは、「生き方」「社会制度」「福祉・健康」「教育」「地球温暖化」「文化」「マナー」のカテゴリーから自分たちでテーマを考え、先生方の指導を受けながら進めるそうです。週1回の授業とその他の時間を使って、調査したり考えたりしたことをまとめて、発表します。
発表会の本番(13:00から)時間の都合で見ることはできませんでしたが、展示されていた手書きのポスター(模造紙に発表内容をまとめたもの)は、ひと通り見てきました。どのグループの内容も個性があって面白かったです。
テーマの例をいくつか紹介してみます。
「裁判員制度:あなたは人を裁けるか?」
「セカンドライフは社会に有益か?」
「いじめはなくなるか?あり続けるか?」
「ゆとり教育は間違いだったのか?」
「箸(日本)ナイフフォーク(フランス)素手(インド)で食べる食文化の違い」
「電車のマナーとは何か」
ほか。社会派のテーマも多くてちょっと感心しました。
準備で忙しい中、説明をしてくれた1年生(数名)が、しっかりした受け答えだったのも印象的でした。
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