「かうためのデザイン展」を見る
学生自身が、まず「買う」という体験をし、その自分の体験をもとにして、ネットショップのインタフェースを考えるというのが課題の主旨。
学生さんたちは、自分自身が「ユーザー」として、実店舗でモノを買う、あるいはネットの店舗でモノを買うという体験をしたうえで、デザインに臨む。これは、誰かが言ったことや本に書いてあること‘ではなく’、実体験や実感をベースにデザインするということの練習課題であり、情報デザイン、ユーザ・センタード・デザインの大事な学びである。
一方、実社会での「ネット・ショッピング」を取りまく要素は、ものすごく多様であり複雑である。並んでいた作品(練習課題)に、社会的な文脈をぜんぶ背負わせるのもちょっと酷な気がして、今回はあまりコメントせずに帰ってきた。テーマが難しいです(^^;
学生ブログ(準備の様子など):かうためのデザイン展 2007
例によって(?)会場で、KMさん、Kさんにお会いする。立ち話で情報交換、これも貴重。
ソニー・奥村さんの講演会の時間帯に行ったのだが、多摩美の学生の姿は見えず。卒業してからその価値がわかっても、その時には時間がないのだよ、みんな。(^^)
まぁ、その時になったら気がつく/その時にならないと気付かない と思うからいいけどね。
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