感じるマネジメント
感じるマネジメント
リクルート HC ソリューショングループ・著
企業の「理念」とはなにか、理念を「共有する」とはどういうことか・・・世界30カ国、10万人の社員に「デンソー・スピリット」を伝え広めたプロジェクトの報告。
方法を探りしくみをつくり上げるストーリーもさることながら、エピローグに紹介された各国ごとの独自の実践や展開が非常に興味深い。
「地域によって共有の具体策は違っていてもかまわない」(本書より)−この‘しなやかさ’にプロジェクトの持つ創造性や豊かさの一端を感じる。
(ずいぶん前に購入したのだが、読み切れずにいた本。やっと読了。(^^))
デンソー・スピリット:「先進」「信頼」「総智・総力」
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コメント
私も修論を提出し終わって、最初に読む本に指定してある本です(笑)。
こないだ、紺○先生が持っていたとの情報あり。
感想でも聞かせて下さい。
投稿: Figaro | 2007.07.20 18:55
著者の高津さんとは「感じる・・・」繋がり(拙著:感じるプレゼン)で知り合いになりましたが、人を惹きつける、強力でさわやかな引力をお持ちの方です。
紺○先生は「感じるプレゼン」もお持ちのようですよ。(というか私が半ば無理やりお渡しした・・・)
投稿: イソムラ | 2007.07.21 00:11
Figaroさん、イソムラさん、コメントありがとうございます。
著者の高津さんとは、ある会合でお会いしました。
イメージや雰囲気などカタチにならないものを「広く伝える」ことは、デザイナーの得意とする仕事の一つですが、伝えるものが「理念」となると話は簡単ではありません。まして、それがまだ明確でなかったりすると、やっかいです。
僕は、「歴史的・経験的に実証された」方法にこだわっているところが、興味深かったです。自分だったら、創造的なやり方に興味が行ってしまい、こういう点はほとんど気にしない(笑)と思うので。(でも、「この方法が良い」と説得できないとツライですよね。どちらの方法が良いのかは一概には言えませんが。)
投稿: よしはし | 2007.07.23 00:20