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工業意匠学科教育方針(昭和24年)

先日の宮崎清先生の最終講義で、千葉大・工業意匠学科が開設されたころの「教育方針」が紹介されました。言葉や言い回しにはやや時代を感じますが、そこに込められた理念や思いは現在のデザイン教育にも通ずるところが多いと思います。

「工業意匠学科教育方針 1949(昭和24年)4月」

「作家的な工人」としてでなく、広大な視野と十分な科学的教養をもち、企画・生産・流通のすべての面で専門家群と緊密に協働し得る技術者を養成する。意匠設計は造形的思考とその実現の過程である事を深く認識せしめる。以上の観点から学生に対する教育方法は:

I.人文科学的研究面:意匠の原理と表現技術を科学的に探求し正しい史的観察を加え獲得された知識技能を「創造的」に現代のものとすること。

II.自然科学及び応用科学的研究面:最も進歩的な生産工業を意匠の見地から広く研究しこれを基とした意匠設計を創作すること。

III.社会科学的研究面:経済及び生産加工に通暁し需要者、消費者と生産者との媒介者たる役割を果たす意匠圖案を生み出すこと。

(宮崎先生の講演資料より転載させていただきました。m(_ _)m )

Information Design?!: 原点。

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