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多摩美・大学院の講評会

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きょうは、大学院(修士課程・情報デザイン領域)の後期の講評会でした。情報芸術と情報デザイン、両方の院生が対象です。

情報デザイン学科の大学院を担当する専任教員12名と修士課程の1,2年生23名が出席しました。院生が作品発表・研究発表を行い、それぞれの発表に対して教員が「講評」(作品や研究に対するコメントと質疑応答)を行い採点しました。(写真は‘情報芸術コース’の院生の作品)

朝9時からお昼を挟んで16時ごろまでの長丁場、学生・教員とも真剣なので(あたりまえですけど)、丸一日の日程が終わるとかなり疲れます。(^^;

僕は、今年度は担当する院生がいなかったので講評会でコメントするだけでしたが、担当する院生がいる先生方はこの日に向けて熱心に指導をしていました。

今週はあちこちの研究室で、リハーサルをチェックしたり論文をみたりと、長い時間かけて院生を指導している先生方の姿を目にしました。作品を設置して展示する院生には、教員や学科の若いスタッフが遅くまでつきあっていました。(多摩美ではめずらしくない光景ですが。)

ここ数日の濃密な学びの様子を目にしながら、多摩美のレベルの高いアウトプットの本質はここにあるのだなぁ、とあらためて思った次第です(日常の指導ももちろん大切です)。・・・自分が学生を担当していないので、今回は客観的に見られたのかもしれません。

(もっとも、多摩美の指導が特別だということでもありません。他の大学でも‘ものを生み出す教育’の現場は、程度の差はあれどこも同じような状況だと思います。)

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