« らーめん ふらん軒 | トップページ | 鮭のルイベ漬 »

千葉工大の卒展を見に行く

Cit_streets千葉工大の津田沼キャンパスへ。実家のすぐ近く。

写真は「StreetS−聴覚情報を利用した拡張現実」(吉岡拓弥・斉藤研究室)。

ガラステーブルの上に様々な形の‘建物コマ’を任意に配置し、そのあいだを‘移動コマ’(写真の中央にある丸いもの)を動かして行くと、ヘッドホンから「街の音」が聞こえてきます。3DCGのウォークスルーのサウンド版という感じですね。(建物コマ・移動コマという名前は、ブログでの説明のために僕が仮に名付けました。)

建物コマには、高層・低層のビル、住宅地、ドーム型スタジアム、公園、バス停などがあって、移動コマを近づけると、それぞれ街でサンプリングした音が聞こえてきます。コマの裏側に描かれたパターンをテーブル下部のカメラで読み取って、インタラクション(サウンド再生)が起きるしくみになっています。

会場でデザインした学生さんに話を聞きました。コンセプトとしては、積木のように建物コマを自由に組合わせて「‘自分で作った街’の音を聞く」という楽しみ方を提案したかったのだそうです。

作品を体験しながらいろいろ話していたら、いろいろなアイデアが出ました。サウンドのクオリティーを上げて‘鑑賞’できるレベルにする、実在の街と音でつくってみる(渋谷バージョン、NYバージョン等)、ユーザーが自分で録った音を入れ替えられるようにする、観光案内に使う、映像と連動させる等々。
ユーザーと目的を明確にすれば、使い方やデザインのアイデアがいろいろ広がりそうです。(^^)

|

« らーめん ふらん軒 | トップページ | 鮭のルイベ漬 »

展覧会・講演会・イベント」カテゴリの記事

情報デザイン」カテゴリの記事

デザイン教育/教育」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 千葉工大の卒展を見に行く:

« らーめん ふらん軒 | トップページ | 鮭のルイベ漬 »