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東京工科大学メディア学部の卒展をみる

Photon1 Photon2

2日(日)に横浜馬車道のBankART1929へ。東京工科大学メディア学部の卒業制作・修了制作の展覧会を見てきました。ゲーム、E-Learning、webコンテンツ、アニメーション、3DCG、サウンド・パフォーマンス等々、多彩な作品が並んでいました。

写真の作品は「photon」(中野雄貴・大塚雄一郎・矢野未侑紀)。たくさんの画像の中から任意の数枚を選び‘gather up’のボタンを押す(写真左)と、選んだ写真に付けられた複数のタグ(テキスト)によって、印象が近い画像が検索されてまとまって表示されます(写真右)。

はじめはよくある「タグを使った検索システム」だと思ったのですが、説明してくれた学生さんにどうしてこれを発想したのか話を聞いていたら、やりたかったことの本質がみえてきました。

並んだ写真は「撮影者(プロカメラマン)が商業利用を前提として撮影したもの」で、「タグは撮影者自身が付け」ます。ユーザーは、写真を印刷物等にお金を払って使いたいクライアントだそうです。

それぞれの写真には‘撮影者自身が’意味や意図、思いなどを「タグ」として付加しており、クライアントが‘見かけや印象’で選んだ数枚の写真から(タグ付けされた意味や思いを介して)、新たな写真群が検索されて提示される(そこから必要な写真を選ぶ)ということになります。

撮影者が‘情報を付加した’「写真」と、それを「どのように扱ったらいいのか」という新しい問いです。スナップ写真を探すのとも、ストック・フォトを探すのとも違う新しい写真(画像)検索の姿が少し見えています。こういう新しい試みは話を聞いていて可能性が広がるので楽しいです。(^^)

メディアコンテンツ展2008 - Media contents exhibitation 2008
BankART1929

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コメント

発想がいいですね。
撮影者の思いですか・・・
検索する人も,いい意味で自分の期待を裏切る写真に出会えるのは面白いかも。

投稿: malico | 2008.03.05 03:00

美大やデザイン学科の卒業制作展、って見に行ったことありますか?せっかく知識経営とかデザインの話とかをMBAの講義で聞いているのだから、どこでもいいから見に行ったらいいのにー。(本を読んだだけではわからないのデス、この世界は。)

多摩美のプロダクトとグラフィックはおすすめです。
武蔵美が地域の活性化をテーマにとりくんだプロジェクトの発表もあります。(サイドバー左上「いわむろのみらい」参照)

投稿: よしはし | 2008.03.05 13:49

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