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多摩美・環境デザイン学科の卒展を見る

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写真は「さわらめぐり茶屋」(島田夏美)。この卒業制作がユニークなのは、佐原市や地元のNPOと連携し古い町屋を使って「実験店舗」を開いてしまったところです。

「さわらめぐり茶屋」は、佐原の和菓子屋さんたちによる期間限定の共同店舗で、店内でお茶を点て4店の和菓子をイートインで販売したそうです。茶屋の開店時には、左の写真の‘えんじ色’の「のれん」が店の入り口に掲げられました。

環境デザインの枠を越えて‘地域づくり’や‘地域の活性化’に取り組んだ点、経営学で言えば地域ビジネスのような視点で佐原と言うフィールドに向き合った点が、とてもおもしろいと思います。期間限定とはいえ、実際のお店を開いてしまう(提案を実現してしまう)パワーはすごいよね。さすが美大生。(^^)

10日(月)16:00まで、MODAPOLITICA(青山骨董通り・表参道駅から歩10分)にて。

多摩美術大学環境デザイン学科卒業・修了制作展

関連記事:eddnews : 佐原めぐり茶屋

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