プロトコル分析講習会(2回目)
16日金曜日に、プロトコル分析講習会の2回目が行われました。(写真は発表の様子)
多摩美では、以前から4年生のゼミの一部でプロトコル分析を教えていますが、専用のラボがあるわけでもなく専用のソフトも使いませんから‘手作り’な感じの実験・演習になります(もちろん手作りの良さもありますが)。
今回のように、本格的な「プロトコル分析」を、学生のみなさんが経験するということは、めったに(ほとんど?)ないと思います。プロ並みの設備と機材(テストラボ)、専用ソフト(OBSERVANT EYE)を使って、現場のプロが教える(講師:静岡県工業技術研究所の易強さん、リコー島村さん)というのは得がたい機会です。
易さん、島村さん、そしてテストラボや会場を提供していただき様々な準備をしてくださった横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生とゼミ生のみなさん、フォーラムメンバーのみなさん、ありがとうございました。参加の学生のみなさんおつかれさまでした。
当日の詳細は、下記のブログにあがっています。
情報デザインフォーラム
情報デザイン研究室 | プロトコル分析講習会 2回目
Smile Experience: プロトコル分析講習会その2
(仕事の都合で夕方の発表しか見られず、‘夜の部’も体調不良で欠席と、僕にとってはちょっと心残りな1日でした。。。)
参考:
「プロトコル分析」は、人間の認知過程を分析する手法のひとつです。製品のユーザビリティーをテストする時や、人の認知プロセスそのものやメンタルモデルを分析する時などに有効です。
興味を持った人は、様々な「認知の理論」(認知科学・認知心理学)もぜひ学んでみてください。奥深い「認知」の世界が見えてきます。(^^)
文献:
理解とは何か 新装版 (コレクション認知科学 2)
認知科学の方法 新装版 (コレクション認知科学 1)
Protocol Analysis: Verbal Reports As Data (Bradford Books)
a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4788504693?ie=UTF8&tag=informdesign-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4788504693">プロトコル分析入門―発話データから何を読むか
質的研究入門―「人間の科学」のための方法論(質的データを扱う研究方法を概観)
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