ここにもあそこにも「情報デザイン学科」
ある原稿を頼まれてちょっと調べてみたら、なにやらすごいことになっている。10年前には考えられないほど「情報デザイン学科」だらけ。というか、氾濫というか大安売りというか(苦笑)。
・・・しかしまぁ、どうしてまたこんなことになってしまったのでしょうね。そんなに一般化したのだろうか、「情報デザインを学ぶ学科」は。
それなりに淘汰が起きてほんものがちゃんと根付いてくれればまだしも、‘流行りもの’として消費されブームのあとには何も残らない、みたいなのはちょっと勘弁してほしい。もちろん、これだけの数の中では、多摩美の情報デザイン学科だけが‘例外’でいることもできない。。。
むかし、大学説明会の会場で説明していると、美術予備校の先生によく怒られたんですよ。「情報デザイン学科なんてわからんっ!進路指導できないじゃないか」、ってね。説明してもクビをひねられることも多かったし。(^^;
5年後、10年後にどうなっているか、っていうのが「答え」でしょうか。我々の学科も含めて。
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コメント
企業内では「インタラクションデザイン」という名称を冠したグループが急増してるみたいですよ(笑)
まあ、大半はそれまで「インタフェースデザイン」と呼ばれていた業務をそのままやってるみたいですが…
投稿: ソノヤマ | 2008.11.27 21:22
なぜ変える必要があるのでしょうね?(^^;
「インタフェース」→「インタラクション」
(ホントに謎。だって、新しいコトバでも流行りでもないし。>インタラクション)
投稿: よしはし | 2008.11.27 22:44
「インターフェイス」はハード的なイメージがあるけど、
「インタラクション」はソフト的な匂いがする、
とかそんな感じなんですかね。
投稿: 手羽 | 2008.11.28 08:53