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IDEO:デザイン・シンキング(DHBR 特集:「優位」の教訓)

Dhbr200812ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー 2008年12月号

特集:「優位」の教訓

「IDEO:デザイン・シンキング」ティム・ブラウン (IDEO CEO兼社長)

IDEOの手掛けた「デザイン思考によるイノベーション」の事例が数多く紹介されています。ビジネスの現場で企業のイノベーションに貢献している数々の実績は、IDEOの高いデザイン能力を示すもので、先駆者、イノベーターであることは間違いありません。

一方、文中で紹介されている観察をはじめとする「人間中心デザイン」の方法やプロセスは、デザインを学び実践している者にとっては、ある意味で‘見慣れた’ものですし、それほど驚くべきものではありません。(個々の手法は、たとえば情報デザインフォーラムで扱っているものとほとんど同じですから。(^^;)

・・・ということで、経営の分野で「デザイン思考」や「創造的な思考」に興味をもった方はメールください。ワタシ、デザインの仕事をはじめてから22年、デザイン教育に関わるようになって今年で15年になります(^^)(って、何の営業だ? 笑)。
(まぁ、しかし、K先生みたいなわけにはいきませんね。足下にも及ばない(大汗)。)

他に、「ピクサー 創造力のプラットフォーム」エド・キャットムル(ピクサー・アニメーション・スタジオ 共同創設者兼社長)など。
ここで述べられている「ピクサーという組織」は、創造的な仕事をする組織という観点からみてもちょっとスゴイですね。そう簡単にまねできるもんじゃないと思います。ピクサーの‘創造性’が、「組織」によって支えられ、「組織文化」によってもたらされている、という議論はとても興味深いものです。

DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

Information Design?!: IDEO's Tim Brown on design thinking in HBR

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