企業戦略としてのデザイン
企業戦略としてのデザイン−アップルはいかにして顧客の心をつかんだか
原書はこちら“Do You Matter?: How Great Design Will Make People Love Your Company”...原書の副題には‘アップル’なんて書いてないし、アップル社のデザインについて書かれた本でもありません(事例としてApple製品は出てきますが)。(^^;
日本語のタイトル「企業戦略としてのデザイン」が本書の内容を正しく表しています。製品だけにとどまらないトータル・デザイン、カスタマー・エクスペリエンス、デザイン主導企業、ブランド、デザイン言語、デザイン主導の企業文化など、経営におけるデザインの価値と重要性が説かれています。
「カスタマー・エクスペリエンスへのポータルとしての製品」「カスタマー・エクスペリエンスのサプライ・チェーン・マネジメントのためにデザインをどのように使うか」(6章)という視点は、経営戦略から見た‘デザイン’の意味や価値をわかりやすく示したものといえるでしょう。…こういう言い方があるのですねぇ。(^^;
目次:
1 デザインは重要である
2 あなたは必要だろうか?
3 どうすればよいのか
4 デザイン主導とは何か
5 ブランドはロゴではない
6 ポータルとしての製品
7 製品やサービスは人と語り合う
8 デザイン主導の企業文化を築くには
9 前進せよ
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