美的経験価値
発表では、3つのグループからそれぞれが導き出したビジネスプランの提案があり‘経験価値’が描かれた「巻物(まきもの)」(!?)が披露された。顧客がどのような経験をし、どんな価値を得るのかが具体的な「物語」として語られており、たいへん興味深く聞かせていただいた。なにより「巻物」がとてもユニーク。(^^)
院生のみなさんがこの演習を通じておこなったことは、まさに顧客の「経験のデザイン」にほかならない。(「あー、できちゃってるじゃん。」というのが声に出せない感想。‘巻物’の写真は企業秘密wにつき非公開。)
・・・デザインの領域が知識経営に近づくのと、経営学がデザイン思考を取り込むのと、どちらが先か? ひょっとすると後者の方がスピードが早いかもしれない。未来大ができて2,3年後に、デザインと情報工学との間で感じた同様な感覚を思い出す。なんだか‘デジャヴュ’である。
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