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組織の潜在能力(直観による)

MBAで学んでいて興味を持った分野に「組織論」というのがある。ここでいう組織とは一般にイメージするような‘管理のためのシステム’という意味ではなく、目標を持った複数のひとたちが活動するための様々なしくみや考え方の総体を指している。
組織とは | グロービス・マネジメント・スクール
組織論 - Wikipedia

十数年前に会社勤めを辞めて大学で教員として働くようになってから、「組織」というのは自分にはあまり縁のないものだと思っていた。もちろん大学(学校法人)もひとつの「組織」だが、教育(授業)は自分の担当する分野を着実にこなしていく仕事で、研究は自分で自由にやることができる。日常の仕事の中では意思決定・管理などのためのしくみや、会社組織のようなヒエラルキーを意識することはあまりなかった。
MBAの授業でビジネスパーソンに混じって「組織」についての様々な知識や考え方を学んでいくうちに、「組織を見るための視点」のようなものが少しずつ蓄えられていき、組織論のおもしろさがわかってきたのだと思う。

このような「組織を見るための(様々な)視点」を使って、自分がこれまで所属して来た組織(転職数回(^^;)や、いま所属している組織、身近で関わったことのある様々な組織(企業や大学)をあらためてふり返ったり眺めたりしていると、その組織の持っている「潜在能力(ポテンシャル)」のようなものがふと垣間見えることがある。・・・むろん、綿密な調査に基づくものではないので「直感」に近く、‘なんとなく感じ取れる’というレベルなのだが。(このあいまいさが、いかにも経営の専門家になり損なったデザイナー(私(^^;)らしいところ。笑)

たとえば、いまは実績があがっていなくともポテンシャルの高さを感じとれる組織であれば、その中で将来への投資をすることができるだろう。個の能力を越えた組織の力の発揮を信じることができ、いずれフィードバックや成果が期待できるから。
逆に、ポテンシャルをあまり感じとれない組織では、思い切った投資や働きかけをすることは躊躇してしまうはず。組織への投資がムダになる可能性が大きければ、組織よりも個の活動を優先することになるだろう。

そして、能力を出し切ってしまっていてすでに‘いっぱいいっぱい’だと感じた組織(つまり、潜在能力がなさそうな組織)の場合は、、、よほど大きな権限でも持っていない限り対処する術がない(少なくともワタシ程度のレベルでは)。・・・こういう組織にもし出会ってしまったら、静かにそぉーっと退場するのみ、、、だなぁ。(^^;

関連:
Information Design?!: 組織能力の経営論
Information Design?!: 組織行動論の実学

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