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4年後のわたし

「4年後のわたし−情報デザインコースで学びたいこと」A4サイズ2枚以内。

これは、情報デザインコース1年生の「情報デザイン基礎 I 」(吉橋担当の回)のレポート課題です。
7月中に僕の担当授業があり、90分の講義のあと下旬までに上記のレポートを提出してもらいました。夏休みに入ってから約70通のレポートを読みました(採点も終わっています)。

入学してわずか3ヶ月の学生たちに、卒業後のこと(4年後ですからね)を書けというのは、むちゃぶり以外の何ものでもありません。(^^; それを承知であえてこういう出題をする意図は、自分の将来の仕事や自分の姿を大学に入って少し様子がわかって来た時期に‘考えてみて欲しい’から、そして、それらについてこれからも‘考えながら学んでいって欲しい’からです。

自分なりの目標や目的、興味や指向を自覚して、自分で学んでいく姿勢が大学の4年間ではとても大切です。少なくとも、デザイナーやクリエイターを目指そうという人たちには、そういうふうに学んでほしいと思います。(毎日なんとなく学校に通って、決められた授業に出て、言われたことだけをこなしていくという姿勢は、あまりクリエイティブとは言えませんからね。。。)

‘創造とともにある’70人の人生は70通りあり、その進む道に応じて大学での学び方も70通りあります。自分の学びは自分でデザインするしかありません。

70通のレポートからは、わからないながらも自分の道を考えようという気持ちが伝わってきました。すでにはっきりとした道が見えている人もいますし、もちろんまだこれからの人もたくさんいます。他人と比べることではないので、自分自身で考えながら前に進めばいいと思います。(^^)
(レポートは9月に返却します。できるだけコメント付けました。)

Information Design?!: 「私が考える情報デザイン」
(2008年のレポート課題)

関連記事:
Information Design?!: 自分の学びをデザインする(多摩美)
Information Design?!: 自分の学びをデザインする・2

・・・そういえば、4年後、ってなにしてるんだろ‘私’は?(ボソ)。

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コメント

今回のブログのテーマは非常に興味深いです。

今までの情報デザイン学科で考えられてきた課題は実現化され始め、何が美術大学として特化したものになるのか。

それを学生が初期段階に意識するのは非常に価値ある事だと思います。

哲学や認知学、そして生徒個人が考える思考を発展していかなければと感じます。

しかし、知識や「学」として教授する立場として、今後は「知として示す」ことが重要な気がします。

教えることはある意味簡単です、本当に「示すコト」は教える立場の個人として作品として示さなくてはいけないと感じます。

何も形に残さない人間など必要ないのです。次なるフェーズはその先の「コト」なのです。

投稿: 卒業生 | 2009.08.20 00:44

卒業生さん
コメントありがとうございます。

私はこの10年間、(この分野で)教えることが簡単だと思ったことは一度もありません。
誰かが作ってくれたカリキュラムを踏襲できたら、どんなに楽だろうといつも思っています。10年経った今のこの時点でも、です。

作って「示す」教育もまた、あってしかるべきだと思います。デザインというのはそういう文化ですから。(^^)

投稿: よしはし | 2009.08.20 01:27

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