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2009.11.27

経験デザイン領域(2010年度)

Ux2010
図:経験デザイン領域の概要(クリックで拡大)

2010年度から、情報デザインコースの専門課程が3つの領域※で構成されるようになります。
そのうちのひとつが「経験デザイン領域」です。(略称:UX - User Experience design- )
※3つの領域:「経験デザイン」「メディアデザイン」「拡張メディア」

「経験デザイン」は、専任教員の 須永剛司・吉橋昭夫・矢野英樹と、非常講師数名が担当します。

3つの領域については、コースの中が更に分かれるというわけではなく、専門課程の授業の専門性(領域)を明確にすることが目的です。(学生は領域を参考にして考えながら、専門課程の履修を組み立てます。)
2年次の授業や講義科目に関しては、どの領域が提供する授業なのかが示されます。1年生に関しては基礎となる授業ですので領域の分類はありません(コース共通)。

ちなみに、
経験デザイン領域の専任3名は、いずれも多摩美のOBです。「多摩美・ドリームチーム」っていう感じですね。(^^) そして、3人がデザイン教育に携わってきた経験年数を足し合わせると、40年を軽く超えています。インタフェースデザインや情報デザインに関わってきた年数は、3名とも20年以上でしょうか(学生として学んだ期間、企業での実務経験、大学での教育研究 を含む)。…あらためて書いてみると、なんだかスゴイな(笑)。

余談:
4年の吉橋ゼミは、いままで「エクスペリエンスデザイン(経験デザイン)」を名乗っていたのですが、その名前が領域の名称に‘格上げ’になってしまい、急遽、別の名前を考えることとなりました。(^^; 困った揚げ句、付けた名前は「サービスデザイン」ゼミです。(ホントは、「ナレッジデザイン(知識デザイン)」ゼミ、と行きたかったのですが、美大ではまだちょっと時期尚早かな、と。)

・・・きょうはここまで。領域内の授業のそれぞれの内容はべつの機会に。(経験デザイン領域の「演習」は、基本的にはこれまでの授業の実績を元にして、毎年バージョンアップをしていきます。)

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コメント

初めてコメント書かせていただきます。
こんにちはメールありがとうございます。

ドリームチーム!いいですね(すさまじい年数)。
私も受けたかった…。
大学でのインプットがいかに多かったか、与えられるものが多かったかということを改めて実感している今日この頃です(というのも最近前よりインプット足りない気がする;)。

F.sawaさん、コメントありがとうございます。

って、F.sawaさんはあのF.sawaさんですよね?(笑)

卒業して間もないのに、いつのまにか新しい分野を開拓した授業ができている、そしてそれが社会人にも魅力的である、っていうのが情報デザイン学科の「伝統」(?)です。

仕事を覚えて余裕ができたら、また大学に顔を出してください。後期の3年生「サービスデザイン」では、卒業生数名が、ゲストとして講義や見学、講評などに参加してくれました。

卒業生のみんなが情報デザインのプロフェッショナルとして活躍しているのを見て、「カリキュラムや指導はまちがってなかったんだな。」と再確認しています。だから、また前に進めます。(^^)

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