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2012.02.14

イノベーションのDNA

「イノベーションのDNA」クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセン・著, 櫻井祐子・訳

原署(上右)のタイトルは“The Innovator's DNA : Mastering the Five Skills of Disruptive Innovators”、イノベーションという現象ではなく「イノベーター」(人)に焦点をあてた本です。(日本語では「イノベーター」って伝わりにくいのかなぁ。)

本書で指摘されているイノベータになるために必要な5つのスキルは、関連付ける力、質問力、観察力、ネットワーク力、実験力、です。美大のデザイン教育でやっていることや価値を置いていることと重なる部分も多いです。
自分たちが何を学び、どういう能力を身に付けているか、世の中での‘立ち位置’を正しく知るという意味で、デザインを学んでいる学生や若いデザイナーのみなさんに読んで欲しい本です。

いまの時代、イノベーションや創造性に対してどれほど社会が注目しているのか、ということを知っておくべきですし、デザインという領域の外にも活躍の場があるということを感じ取って欲しいですね。(^^)

HBRの関連記事の紹介:
「イノベーターのDNA」(HBR 2010年4月号より): Knowledge Design Lab. −知識デザイン研究所

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